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Roon Direttaの基本構成

これからRoon Direttaを始めたい方へ、簡単な基本構成です。

Direttaを使うにはHost(送信機)とTarget(受信機)が必要となります。


Diretta Host Softwareは無償で提供されています(Windows ASIO Driver,Linux ALSA Driver) 残念ながらMacは未対応ですが、下記に販売されているDiretta Host機を使う事でMacやiPhone,Android,iPadなどのスマート端末で使う事が可能になります。


Diretta Targetは全て有償です。Direttaライセンスが発行されている物しか使う事が出来ません。現在購入可能なのはOLIOSPEC、SPECのTargetのみとなります。その他Diretta対応ネットワークプレーヤー・トランスポートはSforzato、SOULNOTEの2社となります。最も代表的なTarget機はOLIOSPEC Canarino Bridge DUBとTarget PC2が上げられます。USB-DACの性能によりますがPCM768KHz DSD512まで動作を確認しています。なお、無料の44.1KHz制限版でDirettaを使ってみることも可能です。



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初めにWindowsマシンでRoonとDiretta ASIO DriverをインストールするとDiretta Host機になります。製品版Diretta TargetとUSB DACを接続しLAN接続するとDiretta通信が始まります。なお、同一ネットワーク上だと距離の離れた複数のハブを介してもDirettaは繋がります。



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次にRoon Coreを使ったDirettaの接続例です。OLIOSPECから発売されているRoon Diertta output repeaterを使用します。これをLANのハブに刺すだけでRoon信号(RAAT)をDirettaに変換、出力されます。Windowsベースで50,000円以内と比較的安価に導入出来ます。この機械を使うとMacやタブレット端末でもRoon Direttaが使える様になります。



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OLIOSPECから発売予定のCanarino Bridge RDORをDiretta Hostにした場合です。この商品はLINUXベースで起動が速く、再接続にも強い設計になっています。Diretta専用基盤で音質もストレートかつキレの良いサウンドに仕上がっています。その他、Diretta Multiに対応し複数のDiretta Targetへ同時出力が可能です。価格が10万円以上しますので更なるステップアップしたい方へお勧めです。



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現在トップクラスの音質を誇るRoon Diretta ZEROLINKシステムを簡単に使う方法です。上記のOLIOSPEC Canarino Bridge RDORをそのまま使います。電源を入れるだけでSforzato、Soulnoteトランスポートとスムーズに接続。まるでRoon Readyの様にDirettaが使えます。RAATの音質と違い、低域の解像度が上がりヌケの良いクリアなDirettaサウンドが体感出来ます。


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更に進化した例としてOLIOSPEC Canarino fils をRoonコアに使った例です。Roon ServerとDiretta Host が1台で動作する夢のOS「GentooPlayer」がインストールされている特別仕様です。ROON serverから最短パスで出力されるDirettaサウンドは現在考えられる最高音質の1つです。Canarino filsの静音PCが生み出す音の余裕、フォーカスはDiretta ZEROLINKを使うハイエンドユーザーに欠かせないコアとなるでしょう。


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